■認証マニュアル 2006/11/29

0. 序文
0.1 木竹酢液認証協議会(以下、「本協議会」という。)は、「木酢液・竹酢液規格」の
認知・利用等を促進することにより、品質の向上、生産・流通の安定化、消費者の信頼
を得ることを目的として、木酢液・竹酢液製品(以下、「木竹酢液製品」という。)の認証を
行う。
0.2 このマニュアルは、本協議会が行う木竹酢液製品認証活動が信頼できるものと広く
認知されるために必要な運営システムを文書化したものである。
0.3  本協議会が行う木竹酢液製品認証活動の概要は次のとおりである。
  a) 木竹酢液製品認証の対象とする規格は、本協議会が作成した「木酢液・竹酢液の
    規格」とする。
  b) 木竹酢液製品認証の方法は、申請者の認証方式とする。この認証審査には木竹酢
    液製品試験の結果も判断材料にする。
  c) 認証した申請者には、本協議会の認証マークの使用許可を与える。
  d) 認証した申請者に対して定期的に品質監視を行う。

1. 適用の範囲
  この文書は、本協議会が申請者を認証する手順について規定する。

2. 用語の定義
  a) 申請者 認証の審査を申請した者で、木竹酢液製品を規格の要求事項に確実に適
    合させ、かつ維持させ続けることに責任を持つ。申請者は下記の3者とする。
    @ 生産業者:木酢液・竹酢液又は蒸留木酢液・竹酢液を生産し販売する者。
    A 加工業者:生産業者から仕入れた木酢液・竹酢液又は蒸留木酢液・竹酢液を
      小分け、蒸留又はブレンド等をして木竹酢液製品を生産し販売する者。
    B 販売業者 :生産業者又は加工業者から仕入れた木酢液・竹酢液又は蒸留木酢
      液・竹酢液を自社ブランドで販売する者。
      注1:木竹酢液製品を規格に適合させる責任は、申請者にある。
  b) 認証 申請者が規格に適合した木竹酢液製品を供給できる能力があることを本協
    議会が公式に認める手続き。
  c) 試験 製品についての一つ又はそれ以上の特性を決定する技術的な作業であって、
    規定された手順に従って行われるもの。
  d) 品質監視 申請者が認証の要求事項を満たしていることを確認するための監視活
    動。
  e) 認証マーク 本会の管理下におかれるマークであって、木竹酢液製品が規格に適
    合していることを一定の信頼度で証明するもの。

3. 認証業務の基本方針
3.1 本協議会は、木竹酢液製品の規格適合性を証明するための申請者の認証を行う。認証の基礎となる規格は本協議会が管理する「木酢液・竹酢液の規格」(以下、「規格」という。)とし、認証審査はこの規格が要求する範囲のみに限定して行う。
3.2 本協議会は、認証された申請者(以下、「認証業者」という。)が製造又は、販売する製品への認証マークの表示を認める。
3.3 本協議会は、認証の信頼性確保のため、以下の活動を基本として行う。
  a) 規格に適合する木竹酢液製品を安定的に供給する能力の評価
  b) 規格の要求事項との適合性を判定するための木竹酢液製品の試験
  c) 認証業者の木竹酢液製品が継続して規格に適合していることを確認するための
    品質監視
  d) 本協議会の適合マーク及び名称の管理
3.4 本協議会が申請者を認証するための認証基準は、所要の技術能力を有する認証部会が作成し、本協議会が公表する。
3.5 本協議会の認証業務は差別的なものとしない。本協議会は、本協議会の能力が申請者の要請に応じられる範囲で、規格を利用する申請者がこのサービスを受けられるようにする。
3.6 本協議会は、認証業務の過程で知り得た申請者に関する情報は、本文書で特に求められている場合を除き、その申請者の同意がない限り第三者に開示しない。
3.7 本協議会は、認証の授与及び維持に関する条件並びに認証業者の認証の一時停止又は取り消しに関する条件を明確にする。
3.8 本協議会は、認証の授与及び維持並びに一時停止又は取り消しを行う権限を外部の個人又は機関に委譲しない。 

4. 協議会組織
4.1 本協議会の認証業務を行う組織の権限及び責任は以下のとおりとする。
  a) 会長は、認証業務の実施及び監督(財政の監督を含む。)並びに認証の決定に関
   して一切の権限及び責任を持つ。ただし、実施にあたっては会長が指名する者に
   その権限を委譲して行うが、その責任は会長が負うものとする。
  b) 会長の指名を受けた者は、認証業務の実施にあたっては、このマニュアルに従って
   行わなければならない。また、このマニュアルの見直し及び改善のために参考とな
   るよう、実施結果を会長に報告しなければならない。
4.2 本協議会は認証業務を必要に応じて外部の組織に委託することができる。ただし、
認証の決定 、一時停止及び取り消しに関する業務は委託してはならない。また委託業務
の管理責任は本協議会が負うものとし、必要に応じ委託先にはこのマニュアルの該当す
る規定に従うよう要求しなければならない。
4.3 本協議会の役職員は、認証業務の過程で知り得た情報を申請者の同意なく第三者に開示してはならない。
4.4 認証基準の作成・見直し、その他認証業務の技術的検討については認証部会で行う。認証部会の活動は他の協議会活動とは関係なく行われる。
 a) 部員は会長が任命し、部会長をおく。部会長の指名は部員の互選による。
 b) 部員は10〜13名とする。任期は2年とする。なお、再任は妨げない。
 c) 認証部会は分科会を設け、さらに細かな検討を行う。分科員は5〜6名とし、部会長が任命する。

5. 認証審査委員会
5.1 認証審査は、内部又は外部の有識者で構成する認証審査委員会(以下、「委員会」という。)を設けて行う。委員会の審議は他の協議会活動とは関係なく行われ、その責任は審査活動のみに限定され、審議の結果は常に尊重される。
5.2 委員は会長が任命する。選任にあたっては利害関係のバランスに配慮する。
5.3 委員の人数は5名とする。任期は2年とする。なお、再任は妨げない。
5.4 委員会には委員長をおく。委員長の指名は委員の互選による。
5.5 委員会の決定は、全会一致を基本とするが、最終的な権限は委員長が持つこととし審査結果については会長に報告する。
5.6 本協議会は委員の名簿を作成し、本協議会を利用する者から要求があればいつでも開示できるようにする。
5.7 本協議会は、委員に対して認証審査の過程で知り得た情報を本協議会の許可なく第三者に開示しないよう要求する。
5.8 本協議会は委員会の議事録を作成し、保管しておく。また、委員会の決定事項は速やかに文書化し、本協議会を利用する者に開示できるようにする。

6. 運営経費

 本協議会は認証業務にかかる費用をその妥当な範囲で手数料として認証を受けようとする申請者から徴収することができる。手数料の額、納入方法その他は「認証費用管理規程」に定める。

7. 認証の手順
7.1 一般
7.1.1 認証審査は、申請者から提供される情報に基づき、その内容の妥当性を評価することにより行う。これらの情報は申請書類の一部として文書で提供させるものとし、本審査に当っては現地調査を実施する。
7.1.2 審査事項は、次のとおりとし、具体的な手順は別途「認証基準」で定める。
 a) 生産能力の評価
   規格に適合する製品を製造するのに適切な要員、生産施設、品質管理体制等を有
  するかどうかを確認する。
 b) 木竹酢液製品試験結果の評価
   実際に製造された木竹酢液製品が規格の基準を満足しているかどうかを確認する。
7.2 認証手順に関する情報
 本協議会は、認証手順、認証要求事項及び認証業者の権利及び義務を記述した文書を申請者に提供する。また求められた場合には、追加情報を提供する。
7.3 認証の申請
 本協議会は、申請者に対して、必要事項をすべて記入し権限を持った申請者代表が記名捺印した正式の申請書を提出するよう要求する。本協議会は、提出された申請書類について適切な管理を行う。
7.4 認証審査のための準備
7.4.1 認証申請内容の確認
 本協議会は、認証審査を始める前に申請者が本協議会の要求事項を理解していること、申請者との間に誤解が生じてないこと、本協議会が申請者に対して必要なサービスを提供できることを確認する。
7.4.2 現地調査の計画
 本協議会は、認証審査が円滑に進むように現地調査を計画する。計画については、申請者及び現地調査員と合意しなければならない。
7.5 認証審査の実施
7.5.1 認証審査は別に定める「認証基準」に基づいて行う。
7.5.2 認証審査で不適合とされた事項は、期限を指定して是正を勧告し、申請者がとった処置について報告を求めることができる。期限内に報告があり、是正措置が適当と認
められる場合は認証を行う。
7.6 認証書類の交付
7.6.1 認証審査の合否は、認証審査結果通知書で通知する。通知書では、該当する場合は是正が必要な事項を特定する。
7.6.2 本協議会は、認証を決定した場合は、会長が署名した認証書を交付する。

8. 品質監視
8.1 本協議会は、認証業者が認証の要求事項に引き続き適合していることを検証するため、年1回の間隔で品質監視を実施する。品質監視の具体的な手順は別途「品質監視実施規程」で定める。
8.2 認証業者は、認証を受けた日から1年経過後の1ヶ月以内に品質監視の申請を行わ
なければならない。行わない場合は、原則として認証の登録を取り消すものとする。品質監視の申請は、以後毎年同様に実施しなければならない。
8.3 認証業者の木竹酢液製品に対して苦情等があった場合、本協議会は、必要な調査を認証業者等に対して実施し、その解決にあたるものとする。

9. 認証の一時停止又は取り消し
9.1 本協議会は、認証業者に重大な違反があると認めた場合、認証の一時停止又は取り消しを行う。重大な違反とは例えば次のような事項に該当する場合である。
 a) 規格に適合しない木竹酢液製品に認証マークを表示して販売したとき。
 b) 認証の要求事項に適合していないにもかかわらず、その是正を行わなかったとき。
 c) 虚偽の申請又は報告を行ったとき。

10 認証業者の権利及び義務
10.1 認証マークの表示
 本協議会は、認証業者に対し、製造又は販売する木竹酢液製品に本協議会の認証マークの使用を認める。認証マークに関する事項は、別途「認証マーク管理規程」に定める。
10.2 本協議会と認証業者との取り決め
 本協議会は、認証要求事項への適合を検証するために必要な便宜及び協力を認証業者が本協議会に対して提供することを確認する取り決めを認証業者と行う。
10.3 認証業者への要求事項
 本協議会は、認証業者に対し以下の事項を要求する。
 a) 本文書及び本協議会の「認証基準」に常に適合する。
 b) 認証の対象となっている範囲の製品のみ認証マークを表示する。
 c) 本協議会が定めた料金を支払う。
 d) どのように決定されようと認証の一時停止又は取消しを受けたら、認証マークの
   表示を直ちに中止し、認証書類を返却する。
 e) 認証書類、認証マーク、通知文書及びそれらの一部分であっても誤解を招くよう
   な方法では使用されないようにする。
 f) 文書、パンフレット又は宣伝・広告等の媒体で認定されていることについて触れ
   る場合には、本協議会の指示に従う。
 g) 木竹酢液製品に関する苦情等並びにその後の処置を記録し、本協議会の求めに応
   じて提出できるようにする。
 h) 認証業者の木竹酢液製品について、消費者等から苦情があった場合、その製造物
   責任については認証業者が全て負うものとし、本協議会はその責を一切負わない
   ものとする。
10.4 変更の通知
10.4.1 認証業者は、認証業者の状態又は運営に関する以下の事項に影響を与えるすべての変更を遅滞なく本協議会に通知しなければならない。
 a) 組織及び責任者
 b) 本文書の要求事項もしくは認証基準への適合に影響を及ぼす可能性がある事項
10.4.2 本協議会は、認証の要求事項を変更しようとする場合には、十分な期間をおいて適切な予告をする。
10.4.3 本協議会は、要求事項の変更に関して認証業者が必要な対応を行ったことを確
認するため報告を求めることがある。

11. 認証の有効期間及び更新
 認証の有効期間は5年間とする。6年目以後に認証マークの使用を希望する認証業者は更新の手続きをとるものとし、その手順は新規申請と同様とする。
 
12. マニュアルの見直し
 このマニュアルは会長の責任において認証部会が定期的な見直しを行う。見直しの結果は、直ちに公表し施行する。
   
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